売却の難しい市街化調整区域

2024年12月18日

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市街化調整区域の不動産は、その特殊性から売却が困難とされていますが、その中でも特に農地の売却はさらに難易度が高いと言えます。

そんな中、アクシス不動産では市街化調整区域の不動産、特に農地と山林の買取を得意としています。

では、なぜアクシス不動産がこの分野で優位に立てるのでしょうか?

農地法と都市計画法のダブルネック

市街化調整区域の農地は、都市計画法に基づく厳しい規制の対象となっており、一般的な不動産よりも売却が困難です。

特に農地については、農地法による規制も重なるため、転用が認められないケースが多く、売却先を見つけることがさらに難しくなります。

加えて、農業従事者や特定の条件を満たした者以外が農地を取得することは困難であり、これが売却の妨げとなる大きな障壁です。

市街化調整区域の不動産所有の難しさ

近年増えている市街化調整区域の不動産売却相談ですが、一番多い売却の理由は管理の継続困難です。

所有者の高齢化により行き届いた管理が今後より一層難しくなる、敷地の樹木が道路や近隣に越境している、相続人も高齢化し管理が難しい、相続人が離れたところに住んでおり管理が不可能など、現在は所有者による管理が出来ていても将来管理が出来なくなることが予見出来ます。

また、倒木や越境により近隣に被害を与えた場合、その損害賠償請求を受ける法的なリスクも伴います。所有者本人が家族と相談した上で売却を検討するケースが非常に増えているのが現状です。

開発許可の取得実績

市街化調整区域の農地を売買するには、市街地の一般的な不動産取引では得られない知識と経験が必要です。アクシス不動産では、こうした厳しい条件の中で開発許可や農地転用の実績を蓄積してきました。この経験により、農地の転用や適切な手続きが可能となり、他の不動産会社が敬遠する市街化調整区域の案件でも、農地転用許可・開発許可取得を目指します。

事業者の販路

さらに、アクシス不動産では市街化調整区域の不動産に対する豊富な販路を持っています。農地の転用が可能であれば、その土地は特定のニーズを持つ事業者にとって非常に魅力的な物件となります。当社は、こうした事業者との強力なネットワークを築いており、農地のスムーズな売却を実現しています。これにより、農地でも短期間で適正な価格での売却をご提案させていただきます。

自社施工によるコストダウン

農地に次いで売却が難しい山林ですが、山林の売却に欠かせないのが伐採抜根など造成費用です。大きな樹木を切り倒す事を想像してみると分かりやすいですが山林を伐採するには大きな重機や専用のクレーン車、十分な知識と経験を持った作業員が必要です。更には切り倒した樹木を運び出し処分場に運搬する運送コスト、処分場の受け入れ費用、切り株を抜く抜根作業、竹林であれば地下一面に広がった竹の根を取り除かねばなりません。アクシス不動産ではこれらの作業を自社施工する事で大きくコストダウンする事に成功しています。これにより造成費と売却価格が釣り合わず商用化の難しかった案件を成立させる事が出来ます。

不動産売却に欠かせない行政調査

不動産の売却を検討している場合、まずは一度調査してみる事をお勧めします。ただし、市街化調整区域の不動産となると不動産業者から断られるケースが多いです。理由としては調査に開発許可や農地法に関する特別な知識や経験が必要な事、また市場価格が低く利益が薄い事、などなど様々な理由がありますがアクシス不動産では十分な知識と経験を持って調査を行う事が出来ます。ぜひお気軽にご相談ください。